気温が上がり、蒸し暑い季節になってきましたね。東京では、新型コロナウイルス感染症に予断を許さない状況が続いています。
今日は、先日ご紹介した東京トロフィーさんの「アマビエ木札」に引き続き、北町で購入できる「アマビエ」商品について、紹介します!
今回は、ノースファミリー実行委員会のもとに、なんとアマビエが描かれた“どら焼き”が北町で売られているとの噂が。早速、取材に行ってきました。
どら焼きを作っているのは、北町3丁目にあるどら焼き専門店の神馬屋(じんめや)さん。大正8年創業、6代目の店長さんが営む老舗です。
神馬屋さんの名物は「いま坂どらやき」。昔ながらの手作りの製法で伝統を守りつつ、現代の味覚に合わせた様々などら焼きを提供されています。現在売られているのは、なんと7種類!(一粒栗入り、小倉あん、こしあん、黒ゴマあん、抹茶あん、ブルーベリー、うぐいすあん)。加えて、期間限定のどら焼きも販売されています。
噂のアマビエどら焼きは……ショーケースの上に並べられていました!
どら焼きに刻印されたアマビエの姿と「疫病退散」の文字。なんだか食べるのが恐れ多いですが……しっかり頂きました。神馬屋さん自慢の小倉あんのどら焼きは、しっとりとした生地に、甘さ控えめの粒あんがたっぷりと詰まっています。老舗のこだわりと、新型コロナウイルスの一刻も早い終息を願う店主さんの思いを感じました。
(現在販売されている「生クリームどら焼き」も、筆者おすすめです!)
ところで、「いま坂どらやきの“いま坂”って、どんな意味だろう……」と思い、その由来をお尋ねしました。
明治時代、旧川越街道にはゆるやかな坂が続き、旅人にとってはつらい道中だったそう。神馬屋さんでは、その坂の途中で一息ついてほしいという思いで、「いま坂餅」という三色餅を売っていたそうです。そして現在はこのどら焼きに、その名前が受け継がれています。
いま坂どらやきには、神馬屋さんの歴史も、たっぷり詰まっていました。
皆さんも、アマビエどら焼きを食べ、新型コロナウイルス感染症に打ち勝ちましょう!
●店舗情報
神馬屋
住所:東京都練馬区北町3-20-2 ☎:03-3933-1030
営業時間:9:30~18:30(日曜定休)
[ホームページ] http://www.dora-yaki.com/