◆古くから伝わる北町の文化◆
毎年7月10日は北町観音堂の《四万六千日祭》の日です。
四万六千日祭(しまんろくせんにちさい)とは
この日に参詣すると4万6千日間(約126年)参詣したのと同じ功徳(くどく)がある縁日のことです。
縁日とはその神仏にゆかりのある日で、参詣すると普段以上のご利益が得られるといわれており、この日に参詣すると、4万6千日分のご利益が得られるといわれています!
その昔、この日には「ホオズキ市」が開催され、たくさんの参詣者で賑わっていたようです。
北町の歴史を感じますね。
ぜひこの機会に参詣して、4万6千日分の功徳を積んでみてください!
◆北町観音堂とは◆
北町観音堂には、天和2年(1682)銘の北町聖観音座像があり、また当時の史料にも記述が見られることから、江戸時代には既に在ったものと考えられます。
ここには、天和2年(1682)銘の「北町聖観音座像」をはじめ馬頭観音や庚申塔など数多くの石造物があります。
江戸周辺を探訪した小石川の僧が記した紀行文「遊歴雑記」にも、文化12年(1815)にここを訪れた記述があり、往来の人々の信仰や赤塚村への分岐道の目印とされていました。
四万六千日祭の様子はこちらから
◆北町観音堂◆
〒179-0081
東京都練馬区北町2丁目38-19