北町保育園の「焼き芋会」♪

イベント

この頃は、朝夕が冷え込むようになり、冬が近くまで来ているのを感じますね。
今日は、冬の訪れを前に、気持ちがホカホカするような話題をお届けします。

11月20日に練馬区立北町保育園で、“焼き芋会”が行われました。
この“焼き芋会”は、園の子どもたちだけでなく地域の方も一緒に参加できる地域交流行事の1つで、北町保育園では毎年の恒例行事です。この日は、近くにお住まいの6組と、保育参観の在園児童のお父さんが参加しました。

 

“焼き芋会”のために用意されたサツマイモは11.6kg。園の先生方が、園庭に箱形の鉄板を置き、その上に薪と墨を載せて火を起こします。その間、園児は、芋を濡らしてアルミホイルでくるむお手伝いです。
火の中に投入された芋を時々取り出して焼け具合を確認しながら、頃合いを見計らって取り出し、1つ1つ中まで火が通っているかをチェック

段ボールに山積みにされた焼きあがった芋を先生が割って、年齢の低いクラスから順番に、園児が園庭の隅に腰かけて食べ始めます。「甘い!」「熱いけど美味しい!」という園児の喜ぶ姿に、先生方や地域交流の参加者たちの間にも笑顔が広がります。この日は、時折冷たい北風が吹いていましたが、心も体もホカホカになりました。

 

ちなみに、今年の“焼き芋会”で使用された薪は、北町浴場から提供してもらったもの。今年5月に北町保育園に伺った際「“焼き芋会”で使う薪を分けてもらえるところを探しているんです。」と園長先生から伺っていました。その後、薪でお湯を沸かしている北町浴場を取材訪問する機会があり、女将さんにご相談したところ、園への薪の融通について快諾いただきました。
私たちの取材活動を通して得た情報で地域や人がつながったこと、ノースファミリー実行員会冥利に尽きるな、と喜びを感じました。

 

地域の人と人がつながる場所としては、保育園も大切な役割を担っています。
特に子育て中の家庭は、地域交流など保育園が地域に開放している行事に参加することで、親同士や子ども同士の交流、子育てに関する相談、他の子育て家庭との情報交換などをすることができます。
子育て世帯に限らず、地域のいろんな人たちが地域交流に参加することで、親だけでなく地域のみんなで子どもを見守る気持ちが広がるといいなと思います。

北町保育園では、“焼き芋会”のほかに、園庭開放、親子リズム、ふれあい環境学習、ふれあい給食などの年間を通して地域交流行事を行っています。焼き芋会に参加されていたお母さんは「公園で遊ぶのと違って、保育園にはたくさんお友達がいるのでいいですね!」と話してくださいました。

 

また、11月30日(土)13:30から北町保育園ホールで、広木克行講師による共育講座が開催されます。テーマは「「子どものため」ってなあに?」です。在園児童の保護者以外の参加もOKです。聴講希望の方は、北町保育園 (☎03-3933-6497)までお問い合わせください。