東武練馬駅から歩いてすぐの、昭和レトロな純喫茶。
店内は、まさに昭和にタイムスリップしたかのような空間が広がっています。
なんと、昔なつかしのゲーム機があるテーブル席があり、1回100円で自由にプレイできます。
筆者も今まで「行ってみたいな」と思いつつためらっていましたが、いざ扉を開くと居心地のよい空間。豊富なドリンクメニューから、サンドイッチなどの軽食・ガッツリお食事まで揃っていますよ。
今まで行ったことがない方も、ぜひ気軽に訪ねてみてください!!
㋑ 北町楽天地
住所:北町2-40周辺
こちらは、喫茶ボタンからすぐ近く。旧川越街道を少し上板橋方面に進むと突然現れる小道。
まさに昭和時代の居酒屋横丁の姿をそのまま残したようなこの場所は「北町楽天地」と呼ばれています。
数年前までは入り口に「北町楽天地」の看板がありました。残念ながら看板はなくなってしまいましたが、今もなお昭和の面影は残されたまま。
もちろん、現役で営業されているお店もあります!
ぜひ、夜に足を運んでみてください。昭和時代に迷い込んだ気分を味わうことができますよ。
次は、江戸SPOTです。
㋒ 大山道(おおやまみち)道標
住所:北町1-25
旧川越街道を上板橋方面に進み環八通りに差し掛かると、突然現れるのが「大山道道標」。
「どうしてこんなところに石碑が?」と思ったことがある方もいるのではないでしょうか。
これはかつての「大山道」と旧川越街道の分かれ道に置かれた道しるべ。
江戸時代、富士山や大山を信仰する「富士講」「大山講」が盛んでした。大山へと向かう「ふじ大山道」は、現在では環八通りから富士街道へとつながるルート。人々は白装束を着て、行列を組んで山へと向かったのだそうです。
実際にこの道標があったのは、現在の位置から8メートルほど東側。環八通りの工事とともに、今の場所に移動しました。
今はなき「大山道」ですが、こうして道標が残されているのはなんだか感慨深いですね。
宿場町・北町の歴史を感じます。
㋓ 北町弁天宮
住所:北町1-39
北町一丁目、環八通りを超えてフラワーショップ「たね屋」さんのすぐ脇の小道を進むと、緑の木々に隠れるように、鳥居が立っています。
この北町弁天宮、知らなかった方も多いのではないでしょうか。
この弁天宮には、毎年「ちがや馬」が奉納されています。(写真は、奉納されたちがや馬です)
ちがや馬とは、「茅(ちがや)」という植物で作った馬の飾り物。江戸時代から北町に伝わる民俗風習です。過去のかわら版第6号でも特集しました。
ここ弁天宮は、まさにちがや馬の聖地といっても過言ではありません。
㋔ 阿弥陀堂
住所:北町2-18-1
この阿弥陀堂。普通の墓地に見えますが、実はそれだけじゃありません。
江戸時代、千川上水の開削(開削)を請け負い江戸の水不足を解消した「千川徳兵衛」家の墓地があるのです。
千川家は、私費を投じて千川上水を完成させ、その功績により苗字・帯刀を許され、千川の姓を名乗るようになったそうです。千川家はその後数代にわたり、ここ北町に住んでいたそうです。
(千川家については、かわら版第3号の3面記事で紹介しています)
また、阿弥陀堂にある釣鐘は、1820年のもの。練馬区文化財に指定されています。
㋕ 北町浅間神社・富士塚
住所:北町2-41