こんにちは!ノースファミリー実行委員会です。
5月1日からの新しい元号が「令和」に決まりましたね。
小学生以来、ずっと「平成」を使ってきたので(あ、年齢が・・・(;^_^A))、まだ、新元号にピンときていないのですが、書いたり読んだりするうちに「令和」も皆さんに「愛される」元号になっていくのでしょうね。
「愛される」、いえ、北町の皆さんにぜひ「愛していただきたい」新スポットが、4月1日にできました。東武練馬駅南口からわずか1分、旧川越街道沿いに誕生したのが「本陣跡地緑地(ほんじんあとちりょくち)」です。
緑地のシンボルは、以前、私たちのFacebookでも設置工事の様子を紹介した、金色に輝く巨大な「下練馬(しもねりま)献上大根碑(以下、「大根碑」)」。その除幕式が3月30日(土)に行われたので、取材に行ってきました。
当日は、今にも雨が降り出しそうな花冷えの曇り空。
緑地の外周には、紅白幕が設置され、白い布に覆われた主役の大根碑は、そのお披露目の時を待っていました。
除幕式には、将軍、徳川綱吉公に大根を献上したとされる庄屋・大木金兵衛さんの子孫である大木健一氏をはじめ、前川練馬区長、ちがや馬作り技術保持者・丹羽幸男氏などを来賓としてお迎えしました。
そして、午前11時、町会・商店街関係者、通りすがりの住民の方も見守る中、司会の合図とともに一斉に紅白紐が引かれ、つるりと白い布が落ちて、高さ1.6mの巨大な大根碑が顔を出しました。
どうしてこの場所に大根碑が設置されたのか。あらためて練馬大根発祥の伝説を復習しましょう。
江戸時代、御殿のあった下練馬宿(現在の北町)で一時療養していた徳川綱吉公は、練馬大根を栽培させました。その大根はとても出来がよく、江戸に帰城し将軍となってからも下練馬宿に実在した庄屋・金兵衛さんに大根を献上させたという伝説があります。そのため、北町は練馬大根発祥の地と言われているのです。
そして、この場所に下練馬宿の本陣があったことから、緑地の名前も「本陣跡地緑地」になりました。
私は、除幕式当日まで、なぜ大根碑の色が「白色」ではなく「金色」なのかずっと気になっていました。その理由、皆さんはお分かりでしたか?ヒントはこの文の中にもチラチラ出てきていますよ(^^)。
そうです!大根を献上した「庄屋・金兵衛さん」の「金」にちなんでということだったのです。
この緑地と「大根碑」については、5月下旬発行の「しもねり・かわら版」第3号で紹介します。序幕式の取材を終え、「かわら版」の紙面原稿もいよいよ完成間近です。
除幕式の取材を終え、あらためて金色に輝く巨大な大根碑が新たなシンボルになって、北町がますます「愛される」まちになるといいなと思いました。
春爛漫の北町は、もうすぐ目の前です!