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北町アーケードに＜うわさの居酒屋さん：ななつぼし＞がオープンしました！

東武練馬の懐かしの昭和レトロを＜北町アーケード＞で感じることができますが、その雰囲気にしっぽりとなじんだ、大衆酒場食堂「ななつぼし」が昨年10月にオープンしました。

読者の方からの情報提供で大変に気になり、ネット情報を見るたびにこのお店の店主の水澤さんに直接お話しを伺いたく、取材させていただくことになりました。

―念願の実店舗を構えるまでのエピソードなど教えてください。

水澤さん（以下　店主）：大手の飲食企業に就職し、料理人として腕を磨き2年前までは、レストランチェーン店の店長として運営も手掛けていましたが、コロナの影響もあり退社の決意をしました。退社後「シェアレストラン」というスキームを紹介され、神田の店舗の夜時間のシェア営業で＜呑兵衛が気軽にお酒を楽しめるお店＞とのコンセプトで「大衆酒場食堂ななつぼし」を開店しました。

<神田の頃の写真>

―神田のお店には多くの常連客がいたようですね。

店主：低価格のせんべろ（千円もあれば酔っぱらえる）居酒屋ですが、かつてのツテで良質な食材を安く仕入れ、お客様がびっくりするような料理を提供できたことで、お店は繁盛していました。ところが、店舗オーナー様の事情があり半年で営業できなくなりました。

・・・ちょうどお店に来られていた常連客の「たま」さんにも、お話しを聞くことができました。・・・

―どんなきっかけで常連になられたのかお聞かせください？

たまさん：神田に勤務していて、ガード下に開店前からお客さんが並んでいるお店があることがわかり、入店してみました。そこで店主の人柄と、料理とお酒の内容にほれ込んでしまい、いつしか常連客として通っていました。

それから3ケ月くらいでしょうか？
このシェアレストランのオーナーの都合でお店ができなくなったので、新たに実店舗開業のための＜クラウドファンディング＞をしてみたい。とのお話しを聞いてすぐに＜ウン万円＞を寄付しました。

―その時は新しいお店の場所など聞いていましたか？

たまさん：いいえ、お聞きしていませんしその時はまだ、候補地もなかったと思いますよ！
どこに開店しても、ついていきたいお店なので気にもせず、優先来店権利をお目当てに寄付をしました。

―東武練馬での様子はいかがでしょうか？

たまさん：店主は神田の常連客だけでなく、すぐに地元のお客さんがついてくれたと喜んでいましたね！
前からそうでしたが、宣伝などは一切費用をかけることなく、もっぱらiPhoneでのTwiteerで情報発信していますね。この内容がまたお客さんを呼び込んでいるようですよ！

―ここからが一番お聞きしたいポイントになりますが、なぜこの＜東武練馬＞で、しかも＜北町アーケード＞だったのでしょうか？

店主：神田を含め都内での居抜き物件を、ネットでいろいろ探しては現地訪問してきました。その中で＜北町アーケード＞というキーワードに興味をそそられてこの場所の下見に来ました。
実は、子どもの頃にアーケードの中のスナックという環境で過ごした時期があり、ここに来た時にその思い出の雰囲気にそっくりで気に入りました。

―昨今、YouTubeで＜謎のアーケードとか・・・＞取り上げられていて、昭和の良き時代が感じられるスポットして紹介されることがありますね。