この日、コロナで長らく中止となっていた「ニコールライヴ」が開催されるということで、取材という名目で夜の部に申込してみました。
当日早めにお店に入ると、出演者の方々がリハーサル中でしたので、STの一人(イアンさん)に会場を案内されました。
この小口ビルの2階には、音楽スタジオ(午後の部の会場となっていました)になる多目的スペースにすべく準備が進められていて、少し驚きました。
後でお聞きしたところ、イアン・トーマス・アッシュさんは、ドキュメンタリー映画を製作されて世界でも評価されている作品の映画監督でもありました。
夜の部が始まる前に、オーナー(以降マダム)の小口満寿美さんにお話しをお伺いしました。
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服飾デザイナーとして人生を歩みはじめ、その作品で数々の受章もされ世に出ると共に、ご自宅で洋品店を開業されました。そして、パリコレに参加していた当時、モデルとして活動していた唯文(タダフミ)さんと出会ったそうです。
その唯文さんが、今ではこの「ニコールライヴ」の主役と運営を任されています。
また、盡田モリノスさん(しもねり・かわら版の連載コラム投稿者)のお母さんが、マダムのお友だちとお聞きしましたので、モリノスさんにコメントをいただきました。
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―以下の投稿文―
東武練馬駅のすぐ近くに、私が幼い頃から営業しているブティックニコールというお店があります。
下練馬の御婦人達のファッションシーンを彩る、お洒落で個性的なデザインのお洋服が小さな店内に沢山並んでいます。
店内の様子は宝箱をひっくり返した
幻想空間
更に音楽が好きなマダムの趣向で、ピアノが設置され定期的にアーティストが訪れて生演奏によるライブを開催
下練馬のファッションシーンとアートの熱量が高いお店、それがブティックニコールです。
私は幼い頃よりマダムとは親しくさせていただき、成長と共に自宅から東武練馬駅に向かう途中、ニコールのウィンドーディスプレイを見ては
カッコいいな!
と思い、最近は夜にニコールに灯がついているとドアを開けて、年を重ねてより魅力的になったマダムと、アーティストのタダフミさんと、ファッションやアート、音楽のお話で盛り上がり楽しい時間を過ごさせていただいています。
ブティックニコール
ファッション
カルチャー
アート
が体感できる不思議で素敵で癒える場所です。
―以上<モリノスさんの投稿文―
こんな人間模様を築き上げて、若きクリエーターたちに、活動の場を提供して、85歳の悠々生活を楽しんでおられるマダムでした。
感動したニコールライヴの様子を凝縮した動画でご紹介します!
こちらのYouTube動画にてご覧ください。
◎店舗情報 ブティックニコール
住所:北町2-37-4 (東武練馬駅南口下車1分)
営業日:水・木・金曜日 (am11:00~pm7:00)
電話:3931-0982
唯文: https://tadafumi.tokyo