北町の旧跡の文化財説明板に、QRコードがつきました!

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北町の財産と言えば、旧川越街道の下練馬宿として栄えた名残があるその街並み。

歩けば浅間神社の下練馬の富士塚、阿弥陀堂、北町聖観音座像、徳川綱吉御殿跡之碑、氷川神社など様々な文化財や旧跡を見つけることができます。

さて、今日は、北町の旧跡好きのあなた、また、文化財を世界中に広めたいと思っているあなたに朗報です!
皆さんは、文化財説明板を見たことはありますか?文化財の来歴や優れた点を理解していただくために、文化財の隣に練馬区教育委員会が設置しているもので、形は高札型や標柱型など様々です。

そんな便利な文化財説明板ですが、これまで大きな弱点がありました。それは、解説文が全て日本語で書かれているために海外観光客や外国籍の方に対応できていなかったこと。しかし、外国語表記の説明板を新たに設置するにはお金も時間も掛かってしまいます・・・・。
そこで、練馬区教育委員会では、順次、既存の説明板に新たにQRコードのシールを貼り付けることを決定。これにより、スマートフォンなどから日本語や英語の文化財解説ホームページにアクセスできるようになります(^^♪

北町の文化財説明板は全部で7本。12月11日(水)に、区の職員がQRコードのシールを貼り付けていく作業を取材しました。

北町観音堂(北町2丁目38番)には、高札型の説明板1枚に、練馬区指定有形民俗文化財の「北町聖観音座像」と練馬区登録有形文化財の「北町の仁王像」の解説が書かれています。それぞれに英語版ホームページを誘導するQRコードが貼り付けられました。このコードをスマートフォンアプリで読み取って、表示されたURLにアクセスすると、その文化財の英語解説を簡単に読むことができます!

 

次に向かった浅間神社(北町2丁目41番)にある練馬区指定有形民俗文化財「下練馬の富士塚」の説明板は標柱型。ここには、日本語版と英語版ホームページ用の2種類のQRコードを貼りました。

 

 

 

今回、QRコードが取り付けられた北町の文化財説明板はこちらです。
 ・下練馬の大山道道標(北町1丁目25番地先)
 ・千川家の墓・阿弥陀堂の半鐘(北町2丁目18番 阿弥陀堂)
 ・旧川越街道(北町2丁目18番 阿弥陀堂)
 ・北町聖観音座像・北町の仁王像(北町2丁目38番)
 ・下練馬の富士塚(北町2丁目41番 浅間神社)
 ・旧川越街道(北町2丁目41番 浅間神社)
 ・氷川神社富士塚(北町8丁目22番 氷川神社)

大山道道標

阿弥陀堂 千川家墓所

 

今回のQRコードの貼付作業に同行して、あらためて北町の文化財を見学し、説明文をじっくり読むことができました。

皆さんも、北町の旧跡を通して、かつての旧川越街道の街並みに思いを馳せてはいかがでしょうか。